M2113●江戸和本●童子問(原装題簽付) 【新品非売品】

M2113●江戸和本●童子問(原装題簽付) 【新品非売品】

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●江戸和本●童子問(原装題簽付)
【判型】大本3巻3冊。縦273粍。
【作者】伊藤仁斎(伊藤維楨コレエダ)作。
【年代等】宝永4年5月、伊藤長胤序。宝永4年9月、林景范跋・刊。刊行者不明。
【備考】分類「漢学」。童子問は、江戸時代前期の儒学者伊藤仁斎が著した漢文体による問答形式の儒教の概説書。全3巻。仁斎が元禄4年(1691年)頃より稿を起こし、2年後には序を記しているが、その後も宝永2年(1705年)に仁斎が没するまで改訂・加筆を行った。仁斎の没後に息子の伊藤東涯や門人の林景范によって校訂・清書が行われ、彼らの尽力によって宝永4年(1707年)に刊行された。仁斎が創設し東涯が継承した古義堂では、基本書として重視され、東涯が行った注釈を記した『童子問標釈』も没後の寛保2年(1742年)に刊行された。宋の欧陽脩の『易童子問』などを範として童子と師匠との問答形式で仁斎の考える儒教の原理・方法・実践を論じている。特に朱子学・陽明学などの宋学を仏教や道教の影響を受けた考え方として排除し、孔子の教えは『論語』に従い、不明な点があれば『孟子』を用いるように唱えている(Wikipedia参照)。/元禄時代(1688~1704)の京都に古義堂塾を開いて古義学を唱えた儒学者伊藤仁斎晩年の著書。『語孟字義』『論語古義』『孟子古義』『大学定本』『中庸発揮』のような仁斎の経書研究の成果と異なり、儒学やその研究法ないしは道徳や政治について思うところを紙片に1条ずつ記し蓄え、のちにテーマ別に整理したもので、すでに1691年(元禄4)に宋の欧陽修の易の『童子問』などに倣って、『童子問』と題した自筆稿本を残している。仁斎没後、1707年(宝永4)に長男の東涯は189条を3巻3冊に分けて板行し、また『童子問標釈』を著した(『童子問』の稿本は現在、天理図書館や但馬(たじま)鎌田家に襲蔵されている)。壮年時代の著『語孟字義』を完成期の仁斎学の出発点とすれば、この書はその到達点を示すものであり、「この二著で仁斎一生の学問がわかる」と、『文会雑記』に記されている(コトバンク)。
★原装・題簽付(やや摩滅)・状態良好。記名なし・蔵書印なし。【参考価格(初出品時の相場):日本の古本屋で、原装題簽付3冊揃いが、15,000円~27,500円】。

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