M3325●江戸明治和本等>新用文章[新板文章](附「細川幽斎状」)

M3325●江戸明治和本等>新用文章[新板文章](附「細川幽斎状」)

(c251822240)

●江戸明治和本●新用文章[新板文章](附「細川幽斎状」)
【判型】大本2巻2冊カ。上下取り合わせ、上巻縦268粍、下巻266粍。
【作者】不明。
【年代等】寛文頃刊。刊行者不明。
【備考】分類「往来物」。『〈江戸〉新用文章』の影響下に編まれた用文章の一つで、版式等から寛文頃の刊行と思われる。上巻には「正月初て状を遣事」から「庭前の花盛に人をよびに遣す状の事」までの15通と「瀟湘八景詩歌」(絵入り)、下巻に「家沽券状(うりけんじょう)書様の事」「金銀借状書様の事」「借家請状書様之事」「奉公人年季之書様之事」の4通と「平安城竪横町之名(京町尽)」「十二月之異名」「偏并冠の字尽」「細川幽斎状」を収録する。本文を大字・4~5行・ほとんど付訓で記す。冒頭などに『〈江戸〉新用文章』と同様の主題や似通った例文が数通含むが、五節句・四季など『〈江戸〉新用文章(新板用文障)』にはあまり見られない四季用文や差出人・宛名人・脇付等の表記も多く、全体として他の『新板用文障』類に比べて独自性が強い。また上巻後半部の「瀟湘八景」は、各風景の漢詩文(八景詩)一首毎に大字・5行・ほとんど付訓で記し、その裏側に風景画とともに「瀟湘八景和歌」を掲げたもの。『新板用文障』類では亜流に位置づけられるが、逆に初期用文章の展開を知る好史料となろう。
★原装・下巻題簽付・状態概ね良好。稀書、他に所蔵無し。【参考価格(初出品時の相場です):日本の古本屋で、類書の江戸中期刊『御家 新用文章』が、66,000円】。
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