M2309●江戸和本●小野篁歌字尽(寛文2年最古本) その他

M2309●江戸和本●小野篁歌字尽(寛文2年最古本) その他

(c2521135045)

●江戸和本●小野篁歌字尽(寛文2年最古本)
【判型】大本1冊。縦256粍。
【作者】不明。
【年代等】寛文2年4月刊。[京都]山森六兵衛板。
【備考】分類「往来物」。冒頭が「椿」で始まる寛文2年板系統の「椿」本の『小野篁歌字尽』。底本は最古本の一つ(寛文2年板に2種ある)。『小野篁歌字尽』は、何らかの意味で類似している漢字を1行に並べ(これを仮に1単元と呼ぶ)、これに和歌を添えて記憶の便を図った往来。1単元の文字数は2-8字と様々で、全体の83%が、(1)偏・冠・構・旁など漢字の字形の共通点を基準にした単元である。このほかは、(2)「(たばかる)・姦(かしまし)・轟(とどろく)」などの俗字や、(3)「東来(ひらり)・西来(しゃらり)・左右袖(ともかふも)」などの世話字、また、(4)字形が似通った「末・未・賣・買」等の類字、さらに、(5)一つの物名を表す熟語のうち、その文字の一つが共通するものを選んで構成した同字を含む異語、(6)「美人草(びじんさう)・女郎花(をみなへし)」「鶏冠木(かへで)・鴨脚(いちやう)」のように奔放な連想によって連ねた二つの宛字などである。このような構成で、寛文2年本系統では「椿・榎・楸・柊・桐」以下全126単元・625字(重複分を除くと586字)を載せる。本往来は、江戸中期より明治初年にかけて著しい普及の足跡を遺した。
★改装・題簽欠・状態並み。記名なし・蔵書印なし。稀書(全国に所蔵国会図書館1カ所(国文学研究資料館DB))。
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