LP/エボニー・ウェッブ - ディスコ花笠音頭・相馬盆唄/和モノA to Z 本・音楽・ゲーム

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吉沢dynamite.jp氏曰く「日本古来の民謡も彼らのフィルターを通すと、メロウでファンキーで絶妙なブラック・フィーリングで蘇るのだ！当時1stほど注目されなかったこの2ndこそ、国内はもとより海外でも評価されるべき”民謡ファンク”の歴史的名盤なのである!!」
70年代末に日本のディスコ“ムゲン”で演奏活動をしていたメンフィス出身の黒人グループ、エボニー・ウェッブの79年リリース2ndアルバム「ディスコ花笠音頭・相馬盆唄」
2016年にソニー・ミュージックから発売された「変DISCO」に「ディスコお富さん」が収録され、海外では英ACE RECORDS系列レーベルBGP Internationalによる日本のSOUL/FUNK～DISCO コンピレーション「Lovin’ Mighty Fire: Nippon Funk, Soul & Disco 1973-1983」にB1「花笠音頭」が取り上げられるなど、もともとコアなリスナーに人気のあったレコードですが、ここへきて再燃(高騰?)している模様。
1st「ディスコお富さん」では「ロコ・モーション」やカスケーズ「悲しき雨音」に「涙の口づけ」、ドリフターズ「ラスト・ダンスは私に」等、わが国でも人気の高かったアメリカン60sポップスがメインで、"黒人アーティストが日本語で歌っている"物珍しさ先行(ジャケット最高)だったように思いますが、前述した吉沢dynamite.jp氏のように、今回民謡を歌ったことによって彼らのセンスが昇華され、且つ、唯一のものになった奇跡の作品。色物の極みここにあり！
CAPなるデザイン・ユニットによるジャケット・ワークも秀逸過ぎでス！

Seven Seas - GP-723 [JPN 1979]
[jkt / EX...OBI][dsc / EX/EX]

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