●江戸和本●〈説教必用〉心学以呂波戒(江戸板・明治後印) 本

●江戸和本●〈説教必用〉心学以呂波戒(江戸板・明治後印) 本

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〈説教必用〉心学以呂波戒(江戸板・明治後印)
【判型】半紙本1冊。縦227粍。
【作者】小山駿亭(政紀・士綱・甚兵衛・器慶)作・序。鶴亭九皐・梅亭華渓画。
【年代等】文政7年3月自序。文政8年2月、小山紫烟跋・初刊([名古屋]玉野屋新右衛門原板)。天保4年1月改刻([名古屋]本屋忠三郎ほか板)。明治初年後印。[名古屋]美濃屋文次郎ほか板。
【備考】分類「往来物・心学」。文政8年板と天保板とでは挿絵が全く異なるが、底本は天保板の後印。本書は、作者が児童の玩びに作った「いろは譬(たとえ)」と称する一種のカルタを、ある晩に講釈したところ、子ども達が強い関心を示した。これを求める親も多かったため、その内容を上梓したもの。半丁にい・ろ・は…の丸付き文字と同音の漢字を楷書で掲げ、さらに「い」なら「いちを聞て十を知る」、「ろ」なら「ろく十の三ッ子」といった俚諺を掲げてそれを平易に注釈し、さらに俚諺とは別に「いつまてもたくはへおけよいろは歌、よむ度毎に身のほとをしる」のような教訓歌一首を添えたもの。本文をやや小字・12行大・ほとんど付訓で記し、本文中に9葉の挿絵と教訓文を挟む。
★原装・題簽付・美本。明治期の記名あり・蔵書印なし。稀書(全国に所蔵数カ所(国文学研究資料館DB))。【参考価格(初出品時の相場です):日本の古本屋で、文政板が、27,500円(心學いろは戒)】。

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