☆希少本☆「印象派の人々 ジュリー・マネの日記」 1990年初版中央公論社

☆希少本☆「印象派の人々 ジュリー・マネの日記」 1990年初版中央公論社

(c2521401508)

「印象派の人々 ジュリー・マネの日記」
ロザリンド・ドゥ・ボランド=ロバーツ
ジェーン・ロバーツ編
橋本克己訳
中央公論社1990年初版¥4800
19.5×24.5cm 207p

著者ジュリー・マネは1878年11月14日パリに生れる。女流画家ベルト・モリゾと、エドワール・マネの弟ウージェーヌとの間のひとり娘である。裕福で文化的な家庭。時あたかも印象派の花ざかりであった。彼女は、絵画、音楽、文学の洗練された環境の中で成長し、そのため、早熟な好奇心にみちた感じやすい精神が育まれた。
ジュリーが本格的に日記をつけ始めたのは1893年のことである。学生用の古い帳面にこまごまと、形式も内容も型にはまらない自然な文体で書かれている。そこには、絵や音楽のレッスン、数々の旅行、コンサートや展覧会を楽しむ毎日が克明に綴られている。
ジュリーがともに生きたのはマラルメ、ルノワール、ドガといった、当時もっとも影響力のあった芸術家たちであった。彼らは常に身近なところにいて愛情を注ぎ、1895年、彼女が孤児になると、陰に日向に助力を惜しまなかった。特にマラルメはジュリーの代父となり、大きな心の支えであり続けた。
この日記には、これら芸術家たちの飾り気ない素顔が、感性豊かな少女の眼を通して生き生きと描き出されている。

《目次》
1893年
ヴァルヴァンのマラルメ家訪問
パリ、モンマルトルのルノワールのアトリエにて
ベルト・モリゾ、娘を描く
露仏同盟祝賀
マクマオン元帥の葬儀
ジヴェルニーのモネ家にて
1894年
ベルト・モリゾとブリュッセルへの旅行
リーブル・エステティックでの展覧会
デュレ・コレクションを見る
1895年
ベルト・モリゾの死
ルノワール一家とブルターニュヘヴァカンス
トレブールの断崖を描く
パリ、ドが宅での夕食
ルノワールとザンドメネジ
1896年
デュラン=リュエル画廊でのベルト・モリゾ回顧展
ロシア皇帝ニコライII世、パリ訪問
素晴らしい花火
1897年
ルノワールのアトリエで
エソワのルノワール宅にて
マリー・バシキルツェフの日記
ー以下略ー

[状態]自宅保存本です。帯はありませんが、本文、絵、写真などきれいな状態です。いわゆる美本と思います。

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